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2017.11.10 REVIEW

CDプレーヤー 一体型オーディオ Tivoli Audio『MUSIC SYSTEM BT』(チボリ オーディオ・ミュージックシステムBT)Hi-Fiオーディオの実力

あなたの自宅の棚を埋め尽くしているCDはありませんか?

私の家には買い貯めたCDが本棚を占領していますが、捨てられずに困っています。

最近はBluetoothで音楽を聴くのが当たり前ですが、便利な反面音源をCDの約10%程度まで圧縮しているので、CDと聴き比べるとその違いは歴然です。

そんな宝の山を、もう一度ちゃんと聴いてみたくはないですか。

それにCDジャッケットのグラフィックや歌詞カードを見直してみると、ジャケットのデザインはその時代のトレンドが含まれていたり、歌詞にいたっては言葉使いや単語に懐かしさを感じ、時間が経って見返してみると面白いですね。

そこで今回は、CDを聴くためにプレイヤー付きの一体型オーディオ、Tivoli Audio『MUSIC SYSTEM BT』を紹介したいと思います。

 

 

CDを聴くことの意味

最近ではもっぱらBluetoothで楽曲を聴くことが主流になっていますし、Wi-Fiで再生するモノまで登場し始めています。
Tivoli Audioでも『Model One Digital』や ARTシリーズのスピーカーがBluetooth及びWi-Fi対応モデルです。

これらの無線機能はポータブルであれば確かに便利です。でも難点はCDが聴けないこと。
CDは音質的には圧縮しないので高音質なのはもちろん、何より簡単で誰にでも操作できることが最大のメリットです。

特に年配の方がいるご家庭では、リビングに置いているオーディオはみんなが使うので、操作が簡単というのはマストですよね。

そのため今尚、CDプレーヤー付きのオーディオの需要があるのは確かですが、その種類は年々減少しています。
今後は CDプレイヤー付きのオーディオは、一部の高級オーディオを除き減ることはあっても増えることはないでしょう。

 

せっかくアーティストが自身の思いを込めてひとつの作品に仕上げているのがCDですので、当然曲数や曲順にも意味があります。

その作品をアーティストの意図のまま聴くことこそが「CDを聴くこと」の意味なのです。

好きな曲を一曲ずつピックして聞いたりシャッフルして聴くのもいいのですが、時にはゆっくりとアーティストの意図に向き合ってCDを聴いてみるのも楽しいものです。

そのためには、予算にもよりますが、扱いやすくできるだけいい音で聴きたいのが本音。

私も自宅で愛用しているTivoli Audio『MUSIC SYSTEM BT』の持つ魅力をお伝えできればと思っています。

 

MUSIC STSTEM BTのデザイン

外観はウォールナットやアッシュ材のウッドのキャビネットに覆われ、ノスタルジックなステレオを彷彿させるデザインです。

1965年にいわゆるセパレートタイプのステレオが全盛期を迎え、その後1969年ごろからコンポーネンツステレオ時代に突入しました。
この1960年代のステレオのデザインにはウッドが多用されており、その後金属やプスチックに変わっていきます。1965年からステレオブームが始まり、1970〜1980年代がいわゆるステレオ黄金期だったわけです。

その当時のデザインを踏襲しているのが『MUSIC SYSTEM BT』なのです。
ですから操作系に関しても、ダイヤルやプッシュボタンを織り交ぜて直感的に操作できるようレイアウトされています。

また、プッシュボタンにしても、カッチっというタッチは安心感があり、ひとつひとつの部材や納まりを見てもプロダクトとしてのクオリティーはとても高いと感じます。

 

MUSIC STSTEM BTの音質

MUSIC SYSTEM BTは、一見すると小さなスピーカーが2個ついているだけのように見えますが、実は底面に5.25インチのウーファーが備わっていて、その容姿からは想像できないような迫力のある低音が出ます。

前面の3インチ・フルレンジ型ドライバが両サイドに2台備わっているステレオ方式なので、それなりの音質は期待できますが、実際に聴いてみるととてもクリアな音質に驚かされます。

とかくドライバの大きさを主張する傾向があるオーディオ業界において「音質はドライバの大きさではない」ということをはっきりと教えてくれる貴重なHi-Fiオーディオではないでしょうか。

※Hi-Fiオーディオ:(高忠実度、高再現性)の略語で、音響機器などにおいて「原音や原画に忠実な再現」の意。

そして、2タイプのイコライザーがプリインストールされており、ひとつはより高音が伸びるチューニングと、もうひとつは低音の迫力を増すチューニングになっていて、いずれかお好みの音質を選ぶことができるのも嬉しい機能です。

 

 

 

 

MUSIC STSTEM BTの機能

MUSIC SYSTEM BTは、AM / FMアナログラジオ(ワイドFM対応)とCDプレーヤー、Bluetooth機能が備わった一体型オーディオ(オールインワン)です。ワイドFMとは、AM局の番組をFMバンドの高音質で聴くことができるというものです。
またBluetooth機能によって、ワイヤレススピーカーとして活用することも可能です。
このような最新の機能も含まれていますが、基本的にアナログなステレオですから難しい操作は必要ありません。

 

 

他のオーディオとの違い

Tivoli Audioの創設者のヘンリー・クロス博士は、その生涯の全てをオーディオに捧げ、「高品質なオーディオを一般家庭に届ける」という信念を貫きました。そして晩年、全ての機能が一体として備わったMUSIC SYSTEM BTを開発し、Tivoli Audio(チボリオーディオ)のフラッグシップモデルとして15年間その座を守り続け、今尚その座を譲ることはありません。

実は、我々が普段利用しているスピーカーや、テレビに映画のシステムの多くに、ヘンリー博士の開発した技術が取り入れられていることを知っている人は少ないでしょう。ですが、それらの功績を讃えられ、第1回目のエミー賞を受賞したのもヘンリー博士です。

このようにヘンリークロス博士が、オーディオ界の巨匠としての英知を惜しみなく注ぎ込んだプロダクトが、Tivoli Audioの製品群なのです。そしてそのフラッグシップモデルの傑作が『MUSIC SYSTEM BT』なのです。

このルーツこそが他のオーディオ製品との圧倒的な違いです。

 

 

まとめ

つい最近、安室奈美恵さんが2018年に引退する旨発表されました。

長年多くのファンに愛され続けた彼女の引退を惜しむ声が絶えません。安室さんはCDを制作するときも、常にコンサートで歌う曲順などを意識して制作されていたそうです。

CDショップでは、安室さんのCDを購入する人が連日後を絶たないそうです。

そういった素晴らしいアーティストの魂のこもったCDで、現代のオーディオの礎を築いたヘンリー博士の思いが詰まった『MUSIC SYSTEM BT』の実力を味わってみることは、とても贅沢なことかもしれません。

 

ぶん / Noboru

 

 

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