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2018.02.02 REVIEW

Marshall 『WOBRN』とAmazonプライムビデオ

 

HI-FIからMID-FIオーディオへ

WOBURNMarshall スピーカーのフラッグシップモデル。存在感がすごいのは当然だけど、音のパワフルさはもはやバイオレンス。私の知る限りラウド系スピーカーのキングオブキング。

実は今、オーディオシーンに変化がおきています。
現在のオーディオシーンは、世界的にも大きな変革期で、日本でも最近状況がかなり変わってきているみたい。

それもそのはずですよね。

我々の世代からすれば、かつて神格化されていた老舗メーカーが、一斉にポータブルに舵を切ったこの数年間。

オーディオにもいよいよ完全消費の波が押しよせて、もはやHI-FIオーディオというよりMID-FIオーディオと呼ぶ方がしっくりくる今、BluetoothWi-Fiだったり、何買えばいいの?って感じ。

 

 

オーディオは消耗品

私のような昭和後期の生まれにとって、オーディオは高価で家具のようなモノ。しかし、現在のショートサイクルの消耗品としてのオーディオは、もはや完全にトレンド・ガジェット化しています。

今後、新たなムーヴメントが生まれるまでは、そこそこの機能のデバイスを使い回していくのが賢い選択でしょう。


パソコンと同じで、松竹梅とあれば『竹』を買っとく。決して松は買わない!っていうアレです。

 

 

Marshall Headphones』の誕生

2007年後半、それまで楽器やアンプなど、パフォーマーを支えてきた楽器メーカーが、スピーカーやヘッドホンのオーディオ業界にに参入するのが珍しかった時代。

当時最強のギターアンプメーカーだったMarshallは、創設50周年の年に満を持して、同ブランド初のヘッドホン、イヤホン、スピーカーをリリース。

スウェーデンのZOUND INDUSPRIES社がプロダクト製作を受託し『Marshall Headphones』が誕生した。

今思えば、何でそれまで無かったんだろうと思える、クールでディープなサウンド・プロダクト。誕生と同時に世界中から賞賛され、一夜にして老舗オーディオブランドに肩をならべる存在になった。

当然、熱狂的なファンが我先に買い求め、売れに売れた。

 

そしてブレイクから約10年経った今でも、その普遍的なデザインとラウドなサウンドへの憧れを抱くファンはいる。
私もそのうちの一人で、いち早く50周年アニーバーサリーの世界1,000台限定のリミテッドモデル『HANWELL』を購入した。 ただし、当時はまだBluetooth機能は装備されていませんでした。

 

この『HANWELL』の後継機種で、現ブラッグシップモデルが今回紹介する『WOBURN』ってわけ。


左手前 “HANWELL”  右奥 “WOBURN”

音はビタミン

最近は、音楽よりストリーミングビデオの音声を『WOBURN』で楽しむことがマイブーム。

今のところビデオストリーミングサービスは、Netflix(ネットフリックス)とAmazonプライムビデオの2大巨頭。
私は、もっぱらAmazonプライムビデオ派。そして映像はラップトップのMacbook Air13インチで観る派です。

こんな小さな画面で?とお思いでしょう。本来ムービーは画面が大きいに越したことはないですが、それよりもむしろ音の方が全然大事です。


なぜ画像より音質の方が大事かっていうと、音の方が映像よりも、より臨場感や高揚感を刺激するから。

音の無い街頭スクリーンを観てもチラ見ぐらいであまり気にしなのに、派手な音が鳴っているとついつい聴き入ってしまうもの。

映像だけでは感情移入しずらいけど、音楽を聴くだけで心に響いて泣けてしまうのもそう。

音ってそれだけ私たちに影響を与えるモノ。ビタミンと一緒でちゃんと摂取すると潤ってくるので大事なのです。

 

大は小を兼ねる

大は小を兼ねる」、私の大好きなことわざの一つです。

何てったって、大の中には極小から大まで全て含まれるけど、小は小までしかないから。

WOBURNは、MID-FIスピーカーの中では確実に「大」

当然片手で気軽に持ち運べる大きさではありませんが、週末の夕暮れ時に、部屋の片隅でラウドなスピーカーでビデオを観る。2018年の今、誰にでもできる小さな贅沢を楽しむならこういうことだよねって。

れは、銀座千疋屋“まるごとみかんぜりぃ” を自分で買って食べるようなもの。たかだかみかんでこんなに贅沢な思いができるとは!という驚きに似てますね。

でも、やってることは今では死語となった「カウチポテト族」なんですが、コルビジェのビンテージLC3に座って、ど迫力のサウンドで無料ビデオを観るのが、今っぽい大人のカウポテ。

本来、光ケーブルに契約して、立派なテレビでストリーミングビデオ観ればいいだけなんですが、部屋の中が最新家電で埋まっていくのが嫌な私は、こうやって必要な時だけ楽しむ、限りなくささやかでリッチなひとときが最高に楽しいのです。

このはずしのリッチ体験、結構ハマります。ついつい有料ムービーを観ちゃうのも、Amazonの戦略にハマってますが…..

 

Marshallスピーカーのキングオブキング『WOBURN』、音楽聴いたり、ビデオ鑑賞したり、ボリュームは3程度で十分。

お気に入りの一台で全てまかなうことができる万能さ。まだまだそのポテンシャルは未知数です。

 

「大は小を兼ねる」

 

ありだと思います。(笑)

ぶん / Noboru

 

 

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