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2018.10.03 No Category

海は私たちが思うほど大きくない

前回の海つながりで、普段とちょっと違った趣の話です。

まず、皆さんはエコバックやマイボトルを普段持ち歩いていますか?

今、地球上で海洋プラスチック汚染問題が、重大な社会問題として取り沙汰され始めています。

プラスチックと言えば、硬いモノを思い浮かべてしまいますが、コンビニなどで貰うビニール袋やスーパーのトレイ、ペットボトルなど日常の多くの消耗品として使用されていますよね。

そこで、最近一部のスターバックスやマクドナルドなど、世界的企業がプラスチック製ストローやカップの使用をやめています。

なぜなら、これらのプラスチックは人工的な焼却処理を施さなければ、永遠に自然に還ることはありません。

そこで、プラスチックの何がそんなに悪いのか?

プラスチックと海洋汚染とどう関係があるのか?

これらについて簡単に触れておきますので、少しでも興味を持っていただけると嬉しです。

 

 

プラスチックの現状

全世界でプラスチックは年間3億トン生産され、そのうち3000万トンがリサイクルや焼却されず未処理のまま捨てられていて、さらのその中の800万トンが海に流入しています。

800万トンというというと、ゴミ収集車1台分のプラスチックゴミが、1年間毎日海に捨てられている計算になります。

海に流入したプラスチックによって、魚や鳥たちが被害を受けて生態系を破壊していることと、プラスチックはやがて5mm以下のマイクロプラスチックとなって魚や貝が誤食し、食物連鎖に組み込まれ人間の人体へも悪影響を及ぼします。

海ではこんな信じられないことが起こっています。

グラナダの浜辺に打ち上がった4.5トンのマッコウクジラ。その胃の中には,およそ7.6 kgのプラスチックごみがパンパンに詰まっていて,胃が破裂したことが死因でした。

こちらは海鳥の死骸。やはり体の中から大量のプラスチックが発見されています。

プラスチックはマイクロプラスチックという5mm以下の大きさになって海を浮遊し、海中の様々な化学物質を付着させる特徴があります。

これが曲者で、単にプラスチックを誤植するというだけではなく、プラスチックを食べた魚の体内にそれらの化学物質が蓄積されますが、人間の目で識別することはできません。

そうやって知らないまま、その魚を食べた人体に何がしかの悪影響を及ぼすであろうと言われています。(特に体内の赤ちゃんなどに)

この問題にフォーカスされたのは最近のことなので、現状では十分なデータがありませんが、広大に見える海にも限界があるわけですから、取り返しがつかなくなる前に対策を施していくべきですね。

 

 

 

 

 

TRASHED / ゴミ 地球の代償』

2012年には『TRASHED / ゴミ 地球の代償』という衝撃的な映画が放映され、多くの賞を受賞していて、あのジェレミー・アイアンズがガイドとして出演しています。

ジェレミー・アイアンズといえば、クラウス・フォン・ビューロー事件を映画化した「運命の逆転」でアカデミー主演男優賞を受賞し、過去にゴールデン・グローブ賞、エミー賞、トニー賞、そしてSAG賞も受賞している名俳優。

レバノンの海岸にできたゴミの山にフォーカスし、ゴミの環境汚染問題は他の誰でもない人類の責任だが、その代償を払うのは地球上に住む全ての生物なのだと訴えています。

 

 

まとめ

こうしてみるみると、広大な海は実は私たちが思っているほど大きくないのです。

今のままでは2025年には、世界中の海で魚の数よりもプラスチックの数の方が多くなると言われています。

ゴミ問題、特にプラスチックの海洋汚染の解決は、破壊されたオゾン層を修復することや地球の温度を下げることとに比べ、遥かに簡単で確実に解決できる問題です。

なぜならば、人々の意識と適切な処理施設の建設という、お金で確実に解決できる問題ですから。

一人一人では小さな力でも、多くの人たちが取り組めばとてつもなく大きな力へと変わるはず。

まずは、私たちが人生を楽しむ方法を変えることで、自分たちの生存と幸せに繋がり、その結果地球環境保全に貢献することができればサイコーですね。

私もROUGH TRADE / ラフ・トレードのトートをエコバックとして愛用しています。

大人のライフスタイルとして、スマートでかっこよく地球に優しい振る舞いをしたいですしね。

 

 

 

 

ぶん / Noboru

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