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2018.11.24 No Category

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観て

ずっと気になっていた映画「ボヘミアンラプソディ」。

音楽映画だし、やっぱり大スクリーンで迫力のドルビー音響で観たいから映画館に行ってみたら、いるわいるわ、おっさんとおばさんが。

皆んな懐かしいんだろうな~。 クィーンで青春思い出したいんだよね。

わかるよ、わかる。わたしもそう。

この映画のタイトルの「ボヘミアンラプソディ」は、1975年に発表されたフレディ・マーキュリー作で、クィーンの4枚目のアルバム「オペラ座の夜」に収録され、シングルカットされた楽曲。

ほぼ6分という長い曲のため、ラジオで放送してもらえないからと、レコード会社からシングルカットを猛反対されたいわくつきの普及の名曲。

当時、レコード会社から「キラークィーン」の様なヒット曲を書けと命令されたフレディは、英プログレ時代にオペラの要素とバードロックとブリティッシュロックをミックスした全く新しいオリジナリティーを創り上げた。

この「ボヘミアンラプソディ」、その後英国でのシングル盤の売り上げがエルトンジョンとBAND AID(チャリティー・プロジェクト)に続いて歴代3位という、大記録を打ち立てて英国史上最高のシングルとなった。

またその歌詞は、アフリカから家族と一緒に英国に移民してきたフレディが、ゲイとして生きていくための決意を示したとされることから、移民問題による差別や、セクシャリティなど現代の社会問題にも通じる意味でもこの映画は「ボヘミアンラプソディ」がジャストタイトルだよね。

そんなクイーンもデビューしたての頃、レッド・ツェッペリンやディープ・パープル、イエスのモノマネと非難されて、ファーストアルバムの発売当時、「こんなやつらが成功して売れたら帽子でも食ってやるよ」と評論家から酷評されたのは有名な話。

また、私が一番好きなアルバム「QUEEN 」のジャケット撮影は、ボウイの専属カメラマンだったミックロックが、フレディの自宅に飾られていた、彼のお気に入りのマレーネデートリッヒの写真からインスピレーションを受けて、セカンドアルバム「QUEEN 」のジャケット用にオマージュ撮影をしたんだとか。

マレーネデートリッヒ

 

どう、似てるよね。

多分フレディは、バイセクシャルをカミングアウトしたファッショナブルで美しいマレーネ・デートリッヒに憧れていたんじゃないかな。

 

クイーンを誰よりも愛していたフレディは劇中、自身のことを何度も「パフォーマー」と言っていたのがとても印象的でしたね。

ボーカリストやミュージシャンではなく、パフォーマーなんだと。

4オクターブとも言われた彼の声域なら、ボーカリストと言うのが普通だよね。

でも、かのクラプトンに「自分が欲しいのは最上のギターテクニックではなく、フレディのパフォーマンスだ」と言わしめた彼のパフォーマンスは、唯一無二のエンターテイメントで、彼の生き方そのものだということを誰もが納得するのではないでしょうか。

彼が最後まで貫いたのこの信念こそが、クイーンがいつまでも伝説のバンドとして崇められる理由なんでしょうね。

 

フレディ・マーキュリー

本名:ファルーク・バルサラ

生まれ:194695 東アフリカのザンジバル(現タンザニア)

19911124日、HIV感染合併症によるニューモシスチス肺炎(カリニ肺炎)のため死去。45歳。

「ボヘミアン・ラプソディ」や「キラー・クイーン」、「バイシクル・レース」、「伝説のチャンピオン」などのヒット曲を作詞・作曲

今作でフレディを演じたラミ・マレックの演技は、時折その仕草や振る舞いが、本物のフレディと見紛うほどそっくりなのもこの映画の見所。

この映画、単なるクイーンの伝記映画というよりも、フレディの魂を受け継いだパフォーマンス・アート作品ですね。

ブライアン・メイもそう言ってますから。

奇しくも本日、1124日はフレディの命日。

わずか45歳という若さで他界した天才パフォーマー、フレディ・マーキュリー。

もっとそのパフォーマンスを見たかった人も多いはず。

でもそんな人たちも、1985年に開催された観客動員数72000人の英国ウェンブリー・スタジアムでのライブ・エイドで、低迷だったクイーンの復活ライブをCGではなく実写で忠実に再現したステージを大スクリーンで観ると、諦めがつくほどただただ圧巻の一言。

このシーン、なんだか突然込み上げてくるんですよね。

隣のおじさんも、前のご夫婦も、右肩が小刻みに震えてたもの。その瞬間、青春時代だったンだろうな。

↑これは本物ライブ・エイドの画像ね。

これは映画。この再現性はすごいでしょ。

だから、是非この映画は劇場で観ることをオススメします。

 

いやー、やっぱり音楽って素晴らしいですね。

久しぶりに眼に焼き付けておこうって思えた映画でした。

エンドロールが終わって照明が点灯する前に席を立ってた人って、多分5〜6人だったんじゃないかな。

それぐらい皆んな余韻に浸ってた。

 

この映画観ると、今こうやって音楽に関われていることに感謝しなきゃって思いましたね。

そういえば、ブライアンはVOXアンプ使ってたけど、あのクリーンと歪みを巧みにコントロールするギターサウンドはフルアップのVOXのAC-30があってこそですね。

あと、6ペンス・コインもね。

 

今日はフレディを追悼して、Marshall WOBURNのフルアップで「ガリレオ、ガリレオ、フィガロ〜♫」

何なん、この歌詞?

 

 

ぶん / Noboru

 

 

 

 

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