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2020.10.01 No Category

スモール トランスペアレント スピーカー/SMALL TRANSPARENT SPEAKERレビュー

ストックホルムに拠点を置く本格派スピーカーブランド『TRANSPEARENT / トランスペアレント 』。

彼らは、わかっているけどまだ誰も成し得ないことに挑戦するため、デザインと環境保護を極限まで調和させた世界初の循環型サスティナブルスピーカーシステムを開発したルーキー。

まだ使えるのに、古くなったからと廃棄されてしまう多くの家電の現状に苦言を呈した彼らは、この構想を実現するためにクラウドファウンディングで資金調達したという異色のブランドなんです。今っぽいよね。

この新星ブランドのラインナップはTRANSPARENT SPEAKER/トランスペアレント スピーカーとSMALL TRANSPARENT SPEAKER/スモール トランスペアレント スピーカーの2モデル。通称「透明スピーカー」。そしてこのスモール ペアレント スピーカーはホワイトとマットブラックの2色展開。

それでは早速、このスモール トランスペアレント スピーカーのインプレッションを始めましょう。

 

スペック

[タイプ]
ブルートゥース・ステレオスピーカー

[価格]

¥64,800(税別)

[ドライブユニット]

2×3インチ フルレンジドライバー

[インプット]

Bluetooth3.5mmステレオライン入力

[アウトプット]

3.5mmステレオライン出力

[付属品]

3.5mmオーディオコード、USBコード、ACアダプター電源コード、壁掛け用ブラケット

[仕上げ]

アルミマットブラック梨地塗装 or ホワイト塗装 /強化ガラス

[サイズ]

幅26.8 cm x 高さ20.3cm x 奥行き9.5cm

[重量]

3Kg

 

開封

外箱は、トランスペアレント スピーカー(大)と同じくブランドコンセプトに則って再生段ボールのパッケージ。

エコというだけでなく単純にデザインとしてカッコいいですよね。

こちらも同じく白い手袋がさりげなく同梱されています。指紋が付かないようにとの配慮ですね。

本体は柔らかいコットン生地の巾着に包まれています。

そこそこ重量を感じながら、初めて商品が出てくると思わずニヤけちゃいます。

 

 

 

付属品

3.5mmオーディオコード、USBコード、ACアダプター電源コード、壁掛け用ブラケットが付属されています。

 

 

 

デザイン

まるでガラスのトースターのような愛らしいフォルムですが、ホワイトとマットブラックでは印象がかなり違ってきます。

最初にリリースされたのはホワイトで、女性から「クラッチバックみたい」と人気が高かったのですが、遅れて登場したマットブラックは、表面がザラザラした梨地仕上げということもあって、とても精悍でクールな印象が男心をくすぐるアイテムです。ただ、どこかフクロウのように愛嬌を感じるのは私だけでしょうか。(笑)

はっきりと言えるのは、どちらもパッと思い浮かぶ所謂オーディオ やスピーカー といった俗っぽいモノとは全く別モノということ。

大きさもサイドボード や棚の上に置くには丁度いいサイズですが、ずっしりと質量を感じるので、サイズの割にとても高級感があります。

また、この2モデル、リリース時期の違いからか、よく見ると若干違う箇所があります。

まずは内部の配線で、ホワイトは各ドライバーに対し2本出し。

マットブラックは、各ドライバーに対し1本出し。

まあ、後からリリースされたので当然ですが、マットブラックの1本出しの方がスマートでより美しいですね。

さらにボディのロゴはホワイトでは、”TRANSPARENT SPEAKER”と記されています。

しかしブラックは、”TRANSPARENT”のみです。これはブランドネームがこのタイミングでTRANSPARENT SOUNDからTRANSPARENTに変更したためなので、今後の生産分からはホワイトも同じく”TRANSPARENT” になるようです。書体も変わっていますね。

 

 

 

操作

操作は至って簡単。一度スマホとBlutoothのペアリングをしてしまえば、その後は都度スイッチを入れると勝手にButooth接続されるので、触るのはボリュームの調整ぐらい。

スモール トランスペアレント スピーカーの前面の操作系は、左から3.5mm LINE入力端子、ボリュームノブ、スイッチノブ、LED照明だけというシンプルさ。

底面には、電源の差込口と3.5mm LINE入力端子と、Bluetoothのペアリングボタンがあります。

この窪んだスペースは、将来的にポータブル用のバッテリーや、Wi-Fiチップ、AIアシストなどを格納するために確保しているのだとか。

これらカスタマーの使用用途に応じて個々にカスタマイズできるところが、このスピーカーのコンセプチュアルなところ。ただ、目下のところカスタマイズ用のコンポーネントやシステムの追加などのアフターパーツは開発中で、現在はBluetoothチップのみを販売していますが、今後順次増やしていくそうです。

これがBluetoothチップです。なかなか見る機会ないですよね。ちなみに他のメーカーの機種でも汎用できるそうです。

 

 

機能

接続はBluetoothによるワイヤレス接続と、3.5mmオーディオコードでの有線接続が可能です。

またTrue Wireless機能を搭載しているので、2台のスモール トランスペアレント スピーカーを有線・無線問わず同時再生することができ、2台とも全く同じように再生したり、左右に分けてステレオ再生したりと、好みに応じて選べるのは便利です。

 

 

 

サウンド

このスモール トランスペアレント  スピーカーの音質を一言で言うと、名前の通りクリスタルクリアという感じ。

透き通った中高音域に、しっかりとした低音が響きピュアな音といった印象。どこか温もりとは違った、薄いシルクで包まれたような温かさを感じる、このサイズではなかなか味わえない上品な音質ですね。

普段BGMとして音楽を流しっぱなしにする方には、長時間聴いていても耳が疲れないのでオススメです。

ただ、一度ボリュームを上げるとこんなに低音効くの?っていうほど迫力が増して別物に変身し、トランス系のデジタルミュージックなんかも気持ちよく浴びることのできる上品さとワイルドさを兼ね備えたスピーカー。

そう、例えるならブルックスブラザーズを着たケミカルブラザーズみたいな(笑)

 

 

 

まとめ

 

皆さん、お部屋にどんなモノを飾っていますか?

私は、昔から人の手の温もりを感じる本質にそっと備わる美しさに惹かれてしまいます。

1960~90’sにかけてブラウン製品などのインダストリアルデザインを手掛け、デザイン界に絶大な影響を与えたバウハウスの巨匠ディーター・ラムス。

彼は、「美しいデザインとは優れた執事に似ている。常にそばにいて凛としているが、決して自ら存在を主張せず、必要なときにとても役に立ってくれるモノ」と言っています。

このスモール トランスペアレント スピーカーは、正に私にとっての執事。いつもそっとそこに居て必要とあらば素晴らしいサウンドで素敵な時間を与えてくれて、時には爆音で励ましてくれたりもする頼もしさ。

 

最後に、ディーター・ラムスの言葉をトレースして生まれたこの普遍的なプロダクトは、きっと後世にも引き継がれる名作だと確信しました。

「優れたデザインとは、目立たず、正直で、耐久性があり、細部まで完璧で、環境に配慮しています。そして何よりも、可能な限りシンプルであることです。」 

〜ディーター・ラムス〜

 

 

 

 

 

ぶん / Noboru

 

 

 

 

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