BLOG

2021.03.03 No Category

オーディオは顔

皆さんはオーディオのどこに拘わりますか。
オーディオについて今の自分の気持ちを正直に言うとオーディオは顔かなと。

Tivoli Audio “MODEL ONE DIGITAL Generation2”

プロダクトは機能美だって昔から言われているけど、最近のBluetoothやWi-Fi接続に代表されるMid-Fiオーディはスマホでコントロールすることを前提に設計しているから、ボタンやダイヤルも少なくなっていて、本来なら自由度の高いデザインができるはずなのに操作系をフォルムに変換しにくいためか淡白なデザインのモノばかりです。

そのため、どのオーディオブランドも独自の個性を象徴するほどのデザインを纏っているようには見えないのがとても残念ですね。

制約の中で自由に表現できることが、クリエイティブの面白さんなんだけどね。

そう言う意味では、全てに理由を求めた時代のデザインは制約が多い分工夫されていて、それが個性となる表情豊かなプロダクトが多くて魅力的でした。

La Boite conccept  “LX-TT”

いつも言ってることだけど、オーディオ(スピーカー)なんて音が出ていない時間の方が圧倒的に長いわけです。

そうすると音が鳴っていない時でもどれだけ美しく感じれるか、インテリアに馴染むかということの方が気になりますよね。

GENEVA “Touring XS”

たまに音を鳴らすとずば抜けた音質で、これだったら多少不細工でも我慢できるというオーディオならいざ知らず、音質はそこそこ遜色無いMid-Fiオーディオは、自分好みの音質かどうかっていう基準で判断するわけだから、例え音が鳴っていなくても、顔も自分好みのイケメンじゃないとね。

50年代の北欧のビンテージ家具がどんなに美しくても、その家具に何を飾るのか、どこに置くのか、何と合わせるのかによって全く見え方が変わってくるのと同じで、オーディオだって、どこに置くのか、何と合わせるのかが当然気になるはず。

TRANSPARENT “TRANSPARENT SPEAKER”

そもそも世の中にそれ単体で本当に満足できるモノなんてほとんど無いわけで、むしろ合わせ方のバランスによってそのモノをより好きになったり、引き立たせたりするわけです。

逆を言えば、合わせ方次第でどんなモノでもカッコよく見せれるってこと。今のトレンドは概ねこっちだから、オーディオも家のインテリアに馴染むそこそこのイケメンを選ぶのが正解だと思います。

オーディオは、インテリアに溶け込み馴染んでこそ、本来の価値を視覚と聴覚で感じさせてくれるモノ。
ただ音が良いだけでは所有欲が湧かない厄介なブツなんですよね。

 

 

ぶん / Noboru

 

 

 

 

 

  • Share